Batman Begins (2005) / バットマン ビギンズ

『バットマン ビギンズ』(原題:Batman Begins)は、2005年のアメリカ映画。監督はクリストファー・ノーラン、主演はクリスチャン・ベール。
DCコミックスの出版するアメリカン・コミック『バットマン』を原作とした実写映画作品。リブートされた「ダークナイト・トリロジー」の第1作目。第78回アカデミー賞撮影賞ノミネート。

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Batman Begins (2005) / バットマン ビギンズのあらすじ

子供の頃にブルース・ウェインは古い井戸に落ち、コウモリの群れに襲われる。両親のトーマス・ウェインとマーサ・ウェインと一緒にオペラを見ている間、ブルースはコウモリに仮装したパフォーマーを見て井戸でコウモリに襲われたことを思い出し、怯えて帰りたいと頼む。帰り道に強盗のジョー・チルによって両親を殺害される。孤児になったブルースは執事のアルフレッド・ペニーワース(マイケル・ケイン)に育てられる。

14年後、チルはゴッサム・シティマフィアのボス、カーマイン・ファルコーニに不利な証言と引き換えに釈放される。復讐のためチルの殺害を企てるブルース(クリスチャン・ベール)だったが、眼前でファルコーニの差し向けた殺し屋がチルを殺害する。ブルースの幼なじみのレイチェル・ドーズ(地方検事の補佐)(ケイティ・ホームズ)は司法制度を無視しようとする彼を叱りつけ、彼の父親が恥じていると言う。カーマイン・ファルコーニの元へ向かったブルースは、汚職と腐敗の蔓延したこの街では正義や個人の力など何の意味も持たないことを示される。

ブルースはゴッサムに巣食う不正、腐敗と戦う力を得るため、世界中を巡る旅に出る。ヒマラヤで悪と戦う力を手に入れるには超然的な存在になる必要があると説くヘンリー・デュカード(リーアム・ニーソン)に導かれ、ラーズ・アル・グールが率いる影の同盟のメンバーとして訓練を受ける。戦闘およびブルースの恐怖を克服する訓練が終わった後、ブルースは影の同盟が腐敗しているゴッサムの破壊を計画していることを知る。ブルースは影の同盟を否定し、脱出の間に寺を焼失させる。ラーズは崩れてきた瓦礫によって死亡する。ブルースは気絶したデュカードを助け、彼を麓の村人に預ける。

ゴッサムに帰郷したブルースはウェイン産業のCEOに収まっていたアールのもとへ赴き役員のポストを得ると、興味から訪れた応用科学部で亡き父の元部下であったルーシャス・フォックス(モーガン・フリーマン)の協力で試作品のボディスーツや特殊装甲車などの兵器を入手する。そして子供の頃の体験から、自身がその恐怖のシンボルとなるべくコウモリの姿をしたバットマンとして、ウェイン邸の地下洞窟に拠点とし、不況による貧困や犯罪の横行、司法の腐敗に喘ぐゴッサムで闘いを開始。ブルースは疑いの目を避ける為に表向きは軽薄なプレイボーイを装った。

バットマンはファルコーニの麻薬密輸の現場を急襲し、ファルコーニと手下を一網打尽にすると、彼等にとって不利な証拠をレイチェルに提供してゴッサムでは数少ない実直な警官であるジム・ゴードン(ゲイリー・オールドマン)に彼を逮捕するよう協力を求める。拘置所でファルコーニはジョナサン・クレイン(キリアン・マーフィー)(ファルコーニがゴッサムに薬を密輸するのを手伝った精神科医)に精神的に裁判は無理だと弁護しなければ、彼の共謀を明らかにすると脅迫する。クレインはファルコーニに幻覚剤を使い、正気を失った彼をナローズ島にあるアーカム精神病院に収容させる。案山子のマスクをつけたスケアクロウについて調査していたバットマンは、正にそのスケアクロウであるクレインに幻覚剤に吸わされ窮地に陥るがアルフレッドに救われ、フォックスが開発した解毒剤を投与されて回復する。クレインはファルコーニの身柄を検察側で確保しようと精神病院を訪れたレイチェルに地下の幻覚剤精製施設を見せ、その幻覚剤をゴッサムの上水道に大量に流している事を明らかにする。さらに彼女にも幻覚剤を吸わせて口封じを図るが、駆けつけたバットマンに部下共々倒される。バットマンは警察の追跡を振り切り中毒症状のレイチェルをバットケイブへ運び、解毒剤を投与し事なきを得る。だがその後のブルースの誕生日パーティーにデュカードが現れ、自身が本物のラーズ・アル・グールであることを明かす。ヒマラヤで死亡したラーズ・アル・グールは影武者だった。上水道に幻覚剤を流させたのはウェイン産業の貨物船から強奪した水源気化装置を用いてゴッサムの水源を蒸発気化させることで幻覚剤を拡散させ、集団ヒステリーを引き起こしてゴッサムを破壊する目的のためと語り、屋敷に火を放つと瓦礫の下敷きとなって身動きの取れないブルースを見捨てて去る。屋敷は全焼してしまうが、アルフレッドに救われたブルースはバットケイブに逃れた。

ラーズは手始めにアーカム精神病院に収容されている犯罪者達を解き放ち、気化装置をナローズ島で作動させて一帯をパニックに陥れると、さらにそれをモノレールに載せて車両を街の中心の水源へ向けて走らせて幻覚剤入りの水蒸気を街全体に充満させようとする。バットマンはゴードンに協力を仰ぎタンブラーを託すとレイチェルを暴徒から救出、間接的に自身の正体を示し、ラーズとその手下達と再び対峙する。ゴードンはタンブラーの自動砲でモノレールの軌道を倒壊させ進路を断つことに成功し、ラーズを追うバットマンはモノレール車内で彼と闘い、圧されながらも隙を突いてラーズを抑え込むと「殺しはしないが救う気もない」と告げ、彼を残したままモノレールから飛び立った。制御を失ったモノレールは地表に落下激突し、気化装置が大爆発を起こすがゴッサム壊滅の危機は回避された。

ブルースは気化装置強奪の件を知りながら保身のため揉み消しを図ったアール(ルトガー・ハウアー)を解雇し、後釜にフォックスを据えた。激昂するアールにブルースは既にウェイン産業の株の大半を密かに買い占めており、自身がウェイン産業のオーナーであることを告げた。

レイチェルはバットマンの正体を知った上でブルースに理解を示すが、ブルースがバットマンである間は結ばれることはない、いつか平穏な時を迎えられたら一緒になろう、と告げる。警部補に昇進したゴードンは、バットマンに警察署屋上に設置されたバットシグナルを見せ、犯行現場にジョーカーのトランプを残す凶悪犯罪者について言及する。バットマンは調査を約束し、夜の闇に姿を消し映画は幕を閉じる。

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