The Dark Knight Rises (2012) / ダークナイト ライジング

『ダークナイト ライジング』(原題: The Dark Knight Rises)は、2012年公開のアメリカ合衆国・イギリス共同製作によるスーパーヒーロー映画。「ダークナイト・トリロジー」の第三作目で最終話にあたる。

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The Dark Knight Rises (2012) / ダークナイト ライジングのあらすじ

地方検事のハービー・デントの死後から8年。デント法によりゴッサム・シティ警察はほぼ全ての組織犯罪を根絶した。

一方、バットマンに扮しゴッサムの不正と戦ってきたブルース・ウェインはデントの犯した罪をかぶりバットマンとしての活動から引退、ウェイン産業の職務からも遠退いていた。そんな状況の中、ウェイン産業の役員で会社の乗っ取りを企むジョン・ダゲットの依頼によりウェインの自宅にメイドとして潜入していたセリーナ・カイルが、犯罪歴を抹消するソフトウェア「クリーン・スレート」と引き換えにブルース・ウェインの指紋を盗み、併せてバイロン・ギリー議員を誘拐する。セリーナはダゲットの部下に指紋を渡すも裏切られ、ダケットの傭兵たちと戦闘状態となる。セリーナは警察に通報し、ジム・ゴードン市警本部長を含むゴッサム市警がその取引現場に到着する。市警と傭兵たちとの間で戦闘になり、セリーナはその混乱に乗じて逃走する。

結果、市警は全滅しゴードンも傭兵たちに捕えられる。傭兵を統率するベインに、デントの殺人の罪をバットマンが被っているという事実が記されたゴードンのスピーチ原稿が奪われる。ゴードンは隙を見て逃走し、重傷を負いながらもジョン・ブレイクに拾われる。ブレイクから事態を伝え聞いたブルースは、バットマンとして再起する。ブルースの指紋を入手したベインらは、ゴッサムの証券取引所を襲撃しこれを悪用、ブルースの破産を導いた。

これに対し、ダゲットにウェイン産業が管理する核融合炉を悪用されることを恐れたブルースは、会長職を役員のミランダ・テイトに引き継がせた。ダゲットは会社の乗っ取りが失敗に終わりベインに首を折られて死亡する。ベインこそラーズ・アル・グールのゴッサム破壊の使命を引継ぐ黒幕であった。

ベインはセリーナを使ってブルース(バットマン)を傭兵団の隠れ家へ誘い込み、これを叩きのめし国外の地下牢獄“奈落”へと幽閉する。次に、ゴッサム市警を全員地下におびき寄せ、地上への出入口を爆破し閉じ込めることにも成功する。さらに件の核融合炉を強奪し、パヴェル博士を脅迫して中性子爆弾へと転換させる。そして、中性子爆弾製造の罪を市長に着せ大衆の面前で処刑。爆弾を停止できる唯一の人物でもあったパヴェル博士も同時に処刑する。また、ゴードンのスピーチ原稿を用いてデントの犯罪の隠蔽を暴露し、支配層への怒りを焚きつけ貧困層の反乱を扇動する。また、刑務所の囚人たちを解放。裕福な人間を誘拐し全員に死刑を宣告。ゴッサムは外部世界から隔絶され完全に無政府状態に陥った。

数か月後、ブルースは“奈落”からの脱出を果たしゴッサムへ帰還する。ブルースは、ゴードン、ブレイクら残った市警、セリーナらと合流し、中性子爆弾の爆発を阻止するために共に行動する。まず地下に閉じ込められていた警官たちを解放。バットマンはセリーナにバットポッドを渡してゴッサム市民の避難の協力を求める。セリーナは一度は逃亡を考えるも依頼通り市民の避難経路を確保する。

中性子爆弾の起爆タイムリミットの日の早朝、ゴッサム市庁舎の前でバットマンならびに市警とベインらとの間で最終決戦が行われる。バットマンはベインを追い詰めるもベインの人質となっていたミランダに脇腹を刺され窮地に陥る。彼女の正体は、ラーズ・アル・グールの遺児タリア・アル・グールで、影の同盟の現首謀者であった。

優位となったタリアは中性子爆弾の遠隔起爆装置を稼働させるが、ゴードンの活躍により爆発は阻止される。そこでタリアは爆弾本体に向かい直接起爆させることとした。ベインはバットマンにとどめを刺そうとするが、突如現れたセリーナにバットポッドのブラスト砲で撃たれ死亡する。中性子爆弾を抱えて逃亡するタリアの車両を、バットマンは飛行艇「バット」で追跡する。最終的にタリアの車両はクラッシュし彼女は死亡する。しかし作動は止められず、爆発までの時間が迫っていた。そこでバットマンは、バットで街から離れた海上に爆弾を運んだ上で爆発させゴッサム・シティを救った。

人々には爆発と一連の騒動でバットマンならびにブルース・ウェインは死んだと思われていたが、ブルースはバットの自動操縦機能を事前に完成させておりひそかに生存していた。ブルースは真珠のネックレスのGPSで執事であるアルフレッド・ペニーワースに自らの居場所を示し、妻となったセリーナを連れてイタリアのフィレンツェで再会する。 警察を辞任したブレイクがバットケイブを発見しバットマンを受け継ぐ者になることを示唆し物語が終わる。

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